2018年5月8日
野党の審議拒否
審議拒否は野党が政権に抵抗する一つの権利とも言えるのでしょうが、個人的にはおもちゃ屋さんの前でおもちゃを買ってもらおうと座り込んでいる駄々っ子に見えてしまいます。公文書の改ざんや疑惑隠しで自民党に納得がいかない部分もありますが、野党は自民党への避難や反発をすることで仕事をしている気になっているのではないでしょうか。本気で政権交代を狙っているのかどうかは分かりませんが、これでは国民から次の政権を期待されるのは難しいでしょう。
2009年に政権交代が実現した時には自民党支持の低下もありましたが、それ以上に民主党のマニフェストへの期待感がありました。「国民の生活が第一」と謳い、モノからヒトへの税金のシフト、脱官僚、天下りなどの無駄づかいの廃止、年金制度の一元化など、自民党が長年に渡って克服できなかった事案に取り組む姿勢が民主党への期待となっていたように思います。こうした政策と人材から、政権担当能力があると判断され政権交代に至ったのだと思います。
今後の野党の活路は批判ではなく、代替案となるしっかりとした政策を出し、信頼を勝ち取ること、いつでも自民党に取って代われる準備ができていることをアピールしていくことにあるのではないかと思います。
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