僕らの未来  〜私たちの子供や孫たちが誇れる未来へ〜

2017年11月22日

オレゴン州ポートランドの街作り

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先日見たテレビで、街作りについて興味深い内容がありましたので紹介します。
アメリカのオレゴン州ポートランドは毎週500人以上の移住者がいて、住みたい街ナンバーワンなのだそうです。その理由について、番組内で紹介されていたいくつかを挙げてみました。

・大自然と都市のバランスが良い
番組内で移住してきた人々が口をそろえて言うのは、自然と都市とのバランスが非常に良いということです。ポートランドでは都市と自然とを都市成長境界線と言う境界線で分け、都市をコンパクトにまとめています。これにより、公共交通機関で住宅と市街地を結び車がなくても便利に生活ができ、余計なインフラ整備を減らし、商業施設も人が集まる中心地に作りやすくしています。その一方で手つかずの自然を守り、レジャーや観光もすぐに楽しめる環境にあるのです。

・世界有数の環境に優しい街
かつては全米一汚い川があると言われた街も、都市と自然を境界線で分けることで自然を守ることに成功しました。農地や自然との境界線以上に街を大きくせず、開発も行ってはいけません。そうした明確なビジョンの元に環境を守っているのです。
ポートランドはスポーツブランドのNIKEやCOLOMBIAの発祥地でもあります。そうした企業が生まれるのも、自然が豊かに残る環境だからこそなのかもしれません。

・コンセプトに則った街づくり
一つの建物の一階は商業施設などの店舗、二階以上はオフィス、上層階は住居といったように、コンパクトで効率的な街づくりのコンセプトに則って街作りをしています。これにより、24時間同じ地域に安定的した数の人がいることで効率を確保できるのです。

・物価が他の州よりも安く、消費税0%
物価が他の州より安いため、買い物天国と言われています。何よりも驚きなのが、消費税が0%だということです。そのため、ポートランドには州を越えてよその街から買い物客が殺到します。また、物価や地価の安さから起業家たちも集まり、雇用や新たなビジネスが生まれています。

・街のスローガンが「風変わりであれ」
街には不思議なものがあふれています。「ドラキュラの血の味」のハンドメイドのアイスクリーム屋さんがあったり、有名ホテルのロビーで散髪していたり、使われなくなったジェット機を購入して住居にしている人まで様々です。住人たちは自分たちの街が好きで、何よりも風変わりな街に誇りに持っています。そのようなユニークさに観光客が集まったり、新たなアイデアが生まれたりするのです。

こういった取り組みがあり、今ポートランドは世界一住みたい街として、多くの移住者が集まっているそうです。こうした事例から私たちも参考にできることがあるでのはないでしょうか。それには、行政が明確なビジョンを住民に提示し、指揮を執っていくこと必要で、時には大胆な決断をする勇気も求められるでしょう。また、その地域である程度自由に独自の取り組みができるように、規制緩和を進めていくことも大事なことだと思います。

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