僕らの未来  〜私たちの子供や孫たちが誇れる未来へ〜

2018年12月8日

物流業界の働き方

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年末の風物詩である流行語大賞が発表され、今年の大賞が平昌オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表チームが試合中に話していた「そだねー」に決定しました。

年末になると忙しくなるのが物流業界です。クリスマスプレゼントやお歳暮などが重なり、12月は月平均の1.5倍以上の物量になると言われています。単純に考えると仕事の量が1.5倍になるということなので、その分の人員を確保するか長時間勤務をすることでその仕事をこなすことになります。しかし人員確保や労働時間の調整にも限界があり、そのシワ寄せは運送ドライバーへの負担となってしまいます。各運送会社も運賃の値上げや宅配ボックスの設置、受取日時を指定できるアプリの提供などの対応をとっていますが、全体的に浸透してドライバーの負担軽減が実感できるようになるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

去年の流行語大賞では「働き方改革」がノミネートされましたが、これにはただ単に企業が労働時間の制限を設けたりすることだけではなく、みんなが気持ちよく働ける環境をみんなで作っていくという意味があると解釈しています。そこには私たち消費者の協力も必要です。宅配サービスの内容を知り積極的に利用することで再配達を減らしたり、不在がちの場合には営業所やコンビニで受け取るなど、私たち心がけ一つで働き方は大きく変わります。インターネットで商品を注文する際には代金引換ではなくあらかじめクレジットカードで決済しておくだけでもドライバーの負担はずいぶん軽減されるのです。物流業界の課題解決にはまだまだ時間がかかるでしょうが、こうした取り組みは私たち消費者からでもすぐに始められます。これが今後私たちに「良いサービスの継続」という形で返ってくるのだと思います。

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