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2019年3月12日

秋田を日本のアイスランドに

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アイスランドについて学ぶと非常に秋田と似ている点があります。
国の人口が35万人と少なく、山地の多い寒冷地帯であること、内需が少なく目立った産業がないため貿易での外貨獲得が難しいことなどがそうです。
しかし、このアイスランドは2016年の経済成長率が7.2%と驚きの成長を遂げている国なのです。(日本0.9%)

元々は主要産業がなかったため、国策として金融の国として自立する方針でしたが、2008年のリーマンショックを機に国の三大銀行が破綻、追い打ちをかけるかのように2010年には火山の大規模噴火によって航空機の運航が麻痺し、島国のアイスランドの経済に大きな打撃を与えました。

このピンチを乗り越えたのが、YouTubeやSNSを使った自国のアピールでした。アイスランドは「氷と火の国」と言われるほど氷河と火山でできた国で、そんな元々ある大自然をSNSなどで世界に発信したところ数年で観光立国として急成長を遂げたのでした。
今は35万人という人口に対して年間200万人もの観光客が押し寄せ、多くの施設やホテルが建設されています。外貨の獲得とインバウンドの需要で大きな経済効果を上げています。

アイスランドの素晴らしいところは、この観光のプロモーションに行政主体の古いやり方ではお金をかけず、SNSを使ったということです。世界中で誰でも気軽にアクセルできるSNSの方が今や大衆媒体をしのぐ効果があるのです。

もう一つは、「金融の国」から「観光の国」への国の立て直しに時間がかからなかったところです。決められる政治とスピーディーな行動ができるからこそ短期間でこれほどの成長を遂げることができたのです。日本はバブル崩壊後「失われた20年」と言われるほどです。変化することに時間がかかるところは日本の課題だと言えるかと思います。

最後に、秋田県民としてアイスランドに見習いたいことは地熱の利用についてです。
アイスランドでは火山の国と言われるように地下熱が豊富です。地熱を有効活用し地熱発電を行っており、国内の電力の3割を地熱発電で行っています。夏は冬に積もった雪を使っての冷却、冬には地熱による暖房と、豊富な電力を活かして電力を多く使う企業の誘致に成功しています。

秋田もアイスランドと同じように冬には多くの雪が降り、地熱の埋蔵量も豊富にあります。湯沢市など一部では地熱発電の開発に取り組んでいますが、現在日本の地熱発電量は0.2%とまだまだ足りません。この再生可能エネルギーには大きな可能性が眠っていて、もっと安くクリーンなエネルギーを大量に確保できれば幹線道路全域にロードヒーティングを入れて除雪不要なインフラ整備ができたりと、これまでできなかった革新的な進歩も可能なのです。

アイスランドについて調べると同じ様な環境に住む私たち秋田県民はもっと学ぶべきことがあるように思えてきます。秋田がアイスランドのような所になってくれたら面白いだろうなと思います。


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