僕らの未来  〜私たちの子供や孫たちが誇れる未来へ〜

2018年1月29日

大森スキー場

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今シーズンで営業が終了する大森スキー場に行って来ました。

大森スキー場は私の実家から車で5分もかからない距離で、通っていた中学校のすぐ裏にありました。プライベートでも学校のスキー授業でも、スキーと言えば大森スキー場でした。子供の時はお客さんもたくさんいて、ナイター営業をしていたりスキークラブに通っている友達もたくさんいました。

しかし、少子化やスキー人口の減少で、近年はシーズンを通しても1000人ほどの利用者にとどまっており、厳しい運営状況から今シーズンでの営業終了が決まったようです。私たちが行った時も、平日の昼ということもありましたが、お客さんは私たちだけでした。スキー跡のない整備されたままのゲレンデやお客さんを待つ止まったリフトに物寂しさを感じました。

こうして思い出の地が消えていくのは本当に寂しく、悔しささえも感じます。子供の頃私が遊んだように自分の子供にもこのスキー場でたくさん遊んでほしかったと思います。そんな想いをぶつけるかのように娘と何度もソリ滑りをしました。まだ言葉も分からない娘には今の気持ちを伝えることもできず、きっとここで遊んだことも覚えていないでしょう。それでもこの想いをゲレンデに染み込ませるように何度も何度も滑って来ました。

街からは学校がなくなり、施設がなくなり、商店や伝統がなくなっていきます。こういった状況をどうしたら止めることができるでしょう。私には何ができるのでしょう。そんなことを感じた一日でした。


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