僕らの未来  〜私たちの子供や孫たちが誇れる未来へ〜

2017年8月2日

先日の豪雨被害と東日本大震災

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先日のブログで、大雨被害による大森地区の被害ボランティアに参加したいと思っていると書きました。しかし、結局参加することはできませんでした。仕事などの予定が重なり、まとまった時間を作ることができず不参加となってしまいました。

2011年の東日本大震災の時、私は関東に引っ越しをして仕事を始めたばかりでした。故郷の東北の危機的な状況をニュースで見て、一刻も早く駆けつけてボランティアに加わりたいと思っていました。しかし、入社間もない新人の私が会社から休みをもらうことは難しく、初めて被災地を訪れたのは震災から5か月が経ってからのことでした。辺り一帯が津波で流され、何もなくなったのっぺらな土地の後片付けをしながら、どうしてもっと早く来て被災者のために力になれなかったのだろうと悔しい思いを抱いていました。帰りの夜行バスの中で、同じ東北の仲間が苦しんでいるのに何もできない自分の非力さに胸が痛み、自責の念にも似た感情が込み上げてきたのを覚えています。

助けを必要としている人の元へ真っ先に駆けつけられる人になろうと心に決めたはずでした。ところが、今回の豪雨災害では地元大森のボランティアにも参加することもできず、あの時の悔しい思いを再び味わうことになりました。と同時に、どうしたら助けを必要としている人に手を差し伸べられるだろうと考えました。仕事のことを含め、そういう立場に立たなければいけないと心に決めました。

私と同じように、今回ボランティアに参加したくてもできなかった人は多くいると思います。その方々に敬意を払いたいと思います。同じ様な機会があった時には手を差し伸べられるよう、いつも心を備えておきましょう。

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