僕らの未来  〜私たちの子供や孫たちが誇れる未来へ〜

2017年7月5日

これからの農業について

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私の父親は15歳の時から家を助けるため農家として働いてきました。田んぼは一町歩しかなく貧しい生活でしたが、子供を三人育ててくれました。このことには本当に感謝しています。しかし、長男の私には「農業は未来がないからやめておけ。」と言って、農家を継ぐことを勧めませんでした。

2018年度から米の減反政策が廃止され、農業の大転換期を迎えます。所得にどのよう影響が出るのか不安視される農家も多いと思います。これからは国に言われるがままにただ米を作るのではなく、六次産業による付加価値を付けた農業へ展開していくことや、設備投資による生産効率の向上を目指すなど、一人当たりの生産性を高めて所得を確保していく農業が求められてくることでしょう。

未来ある農業モデルを創ることはできると信じています。ヨーロッパや北米では農業で成功し、将来への明るい展望を持って臨む農家が多くいます。日本だけができないということはありません。未来のある農業を実現し、自分の子供たちには自信を持って農家になることを勧められるようになる日を夢見ています。そのために行政が率先し、農家、JA、企業が一緒になってこの問題に取り組んでいってほしいと思います。

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