2018年4月5日
アメリカの銃規制に関して
学校や企業での相次ぐ銃乱射事件を見て、どうして銃規制が進まないのかと考えます。一部では規制を望む人たちのデモ行進が行われたりしていますが、トランプ大統領は否定的な姿勢を示しています。
そもそも、アメリカ人にとって拳銃を所持することは自信を守るための憲法で定められた個人の権利であり、自由を獲得した力のシンボルなのだそうです。つまり、銃を持つことで安全を確保するという考え方や、アイデンティティを誇示するために銃は必要ということです。
一方で、そろそろ本気で規制をする必要があるという声も出ています。しかし、これも全米ライフル協会をはじめとする諸団体が反対をしています。こういった協会や団体は強い資金力と政治家との太いパイプを持っている背景があり、資金提供や政治協力があるから政治家はそれに逆らうような姿勢をとりづらいのが現状です。こういった構造はこの規制問題に限らず、多くの政治運営に関係しています。私たち市民はそういった体質をどうしたらよいのでしょうか。変えていく手立てはないのでしょうか。
今回の銃規制の問題に関しては、大統領が決断さえできれば規制に向けて進み出すことでしょう。しかしその決断が一番高いハードルになっています。団体のためではなく市民のために決断できるトップがリーダーになって欲しいと願ってやみません。
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